荷重について
ポイントは軽量人工土壌
屋上緑化をするには、建物の積載荷重条件をよく把握し、軽量土壌や屋上緑化基盤システムによる軽量化を行います。また、軽量土壌は比重が0.6〜0.8程度で、排水性の高い、永続性のあるものを使用します。
積載荷重について
建物に積載できる荷重には限りがあります。積載荷重条件を無視して、大きな荷重のかかる緑化を行うことはできません。建築基準法では、一般的な住宅建築で人が立ち入れる屋上・バルコニーは、床の積載荷重が180kgf/m2、地震力が60kgf/m2で構造計算することとされています。建物によっては、荷重設定を多くしている場合もあるため、設計士や工務店、ハウスメーカーに確認し、その建物にあった緑化計画を立てることをおすすめします。
ご新築の場合、設計士さんに荷重設定を増やしてもらうことをお願いしましょう
■ 1981年、新耐震法に改訂されたあと、屋上やベランダの耐荷重は建築基準法において次のように規定されています。
屋上またはバルコニーの積載荷重
| 床計算用 単位:kgf/m2 |
大梁・柱・基礎用 単位:kgf/m2 |
地震力用 単位:kgf/m2 |
|
| 住宅、事務所など | 180 | 130 | 60 |
| 学校、百貨店など | 300 | 240 | 130 |
※上記の表は、建築基準法施行令 第85条をもとに作成しています
屋上庭園の積載重量の目安
| 種類 | 1m2あたりの 重量 |
補足 | |
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70kg/m2 | ![]() |
芝生緑化システム[エコグリーンマットシステム]に、軽量土壌を5cm敷いて芝生を貼ります |
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35kg/m2 | ![]() |
高耐久天然木材のイペ材(比重1.1)を使用した場合の重量です |
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170kg/m2 | ![]() |
屋上緑化システム[エコフィールドシステム]に、軽量土壌を20cm敷いて植栽をします。 |
| 250kg/m2 | 屋上緑化システム[エコフィールドシステム]に、軽量土壌を30cm敷いて植栽をします。 | ||
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170kg/m2 | ![]() |
ネギ、トウガラシ、ナス、コマツナ、イタリアンパセリ、バジルなどの葉野菜が楽しめます |
| 300kg/m2 | 土の深さが30cm、有機質堆肥もたっぷり混ぜて、野菜作りが楽しめます。 | ||
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35kg/m2 | ![]() |
屋上の床に、直接、断熱平板を敷きます。 ※吸音性、断熱性に優れています |
1981年、新耐震法に改訂される以前の建物については、地震後の建築物の存続程度に大きな違いがあるため、屋上緑化をする場合、建物の構造や積載荷重条件をよく把握し、十分な検討を行ってから計画する必要があります。
![]() 有限会社 KD設計工房 代表 根田清一 東京都知事31562号 管理建築士 一級建築士 第82919号 |
屋上庭園計画を進める際は、建物の構造、積載荷重をよく把握して進めなければいけません。 所有建築物(ご自宅や事務所など)の屋上やバルコニーの積載荷重条件を知るには、『構造計算書』『構造図面』などの設計資料をご用意下さい。 |
![]() (写真) 屋上庭園計画に伴う 構造検討書 |















